講習会

お知らせ

第26回日本熱傷学会講習会のお知らせ(第3報)

一般社団法人 日本熱傷学会
代 表 理 事  仲沢 弘明
学術委員会                     
委 員 長  齋藤 大蔵

一般社団法人日本熱傷学会では熱傷治癒や研究に従事する医師,看護師などを対象に第26回講習会を下記の要領で開催いたします。

講習会は討論の時間を十分にとり,日頃の疑問点を他施設ではどう解決しているのかなどの議論の場としてもご利用できます。講師の先生には解りやすいご講義をお願いいたしてありますので,熱傷治療に従事されている医師はもちろんのこと,研修医,看護師,コメディカルの方々もお誘い合わせの上,多数ご参加されますことをお願い申し上げます。

なお,1回の講習会の出席は専門医申請症例の6症例に振り替えができ,「スキンバンク摘出・保存講習会」「ABLSコース」とあわせて3回分・18症例まで振り替えられると同時に専門医申請に際して,講習会受講が必須となりましたのでご留意ください。

申込開始:
2016年12月1日(火)
開 催 日:
2017年5月24日(水)14:30~17:20(予定)
会  場:
京王プラザホテル
〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1
TEL:03-3344-0111(代表)
URL: http://www.keioplaza.co.jp/
会  費:
正会員A 5,000円  正会員B 2,500円
非会員(医師)10,000円  非会員(医師以外)2,500円

※すべて内税(消費税込み)の金額となります。

申込方法:
第43回学術集会ホームページ(http://procomu.jp/jsbi2017/)からお申し込みください。
連絡先:
〒173-8610 東京都板橋区大谷口上町30-1
日本大学医学部 形成外科内
第43回日本熱傷学会総会・学術集会主催事務局
TEL:03-3972-8111
FAX:03-3972-8660
E-mail:jsbi43@procomu.jp
講習内容
■ 14:30~14:35 開会の辞
総合司会 齋藤 大蔵
(1)14:35~15:10(講演25分)
司 会 池田 弘人
病院前救護
 
京都橘大学健康科学部救急救命学科 関根和弘

近年火災による多数傷者発生が多くあり重症度緊急度評価が必要である。特に気道熱傷や一酸化炭素中毒は,近隣二次病院で気管挿管を実施し熱傷専門医への搬送する熱傷に特化したプロトコルが必要である。
  日本熱傷学会プレホスピタル委員会は,熱傷の病院前救護の概念と言語の共通化を目的としてPBEC を開催し普及に勤めている。

……………休憩10分……………

(2)15:20~16:15(講演45分)
司 会 田熊 清継
熱傷初期輸液療法
 
慶應義塾大学医学部救急医学教室 佐々木淳一

熱傷の輸液は,受傷24時間以内とその後の24 時間とでは質・量ともに異なる。一般に輸液の公式といわれるものは,初期24時間以内を対象として作られており,いわゆる初期輸液が対象になる。初期輸液療法として,これまでにも多くの受傷後24時間以内の輸液公式が使用されてきたが,公式の差は輸液の質が主なものであり,コロイドを中心としたものと電解質を主体としたものとに分けられるが,現在の主流は電解質を主体としたParkland(Baxter)の公式,ABLS の公式であるが,HLS(Hypertonic Lactated Saline Solution)を行う施設もある。近年,大量輸液により浮腫形成および呼吸状態の悪化を招く“fluid creep” の問題が議論されており,輸液公式についても,米国や本邦において臨床試験が進行中である。本講義では,古くて新しい熱傷初期輸液療法の最新事情を紹介する。

……………休憩10分……………

(3)16:25~17:20(講演45分)
司 会 樋口 良平
機能再建からみる熱傷治療
 
東京女子医科大学東医療センター形成外科 片平次郎

広範囲熱傷は致死的外傷であり,救命優先の治療がなされるのは当然である。しかし救命後の社会復帰のためには整容的機能再建や,歩行機能・手指の機能などの様々な困難に対応しなければならない。遊離皮弁による瘢痕拘縮や顔面・露出部の形成手術も考慮されるが,熱傷治療初期からの機能温存・再建を見越した治療戦略が重要となる。


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