ガイドライン

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「熱傷診療ガイドライン」改訂第2版


日本熱傷学会では2009 年3 月に「熱傷診療ガイドライン」を公表した.それまで,わが国には熱傷診療のガイドラインは存在せず,国際的には1998 年に米国熱傷学会のガイドラインが開示されていたが,わが国とは事情が異なる箇所があるためにそのまま適用するのは困難な部分も存在した.そのような中で公表された日本熱傷学会による第1 版「熱傷診療ガイドライン」は熱傷診療および同学術領域に一石を投じ,本邦における熱傷診療の標準化に向けて大きな一歩を踏み出したと考える.
しかしながら,初版が開示されて5 年が経過した現在,新たな知見が加わった現状を考え,また初版で含めることができなかった創傷被覆材および栄養などの項目を加えるために,日本熱傷学会としてガイドラインを予定どおり改訂することとした.推奨グレードおよびエビデンスに関する本ガイドラインの評価基準および記載形式については,初版を忠実に継承している.
なお,本ガイドラインは本邦における熱傷診療の標準化と質向上を目的としているが,あくまでも現在得られるエビデンスを整理したものであり,絶対普遍なものではなく,個々の診療を制限するものでもない.また,今後行われる臨床研究の結果によって,内容が大きく変更される可能性があることに十分留意していただきたい. 新たな項目とエビデンスを追記した「熱傷診療ガイドライン」改訂第2 版を,ここにお届けする.今後も学会として適宜改訂を続けていく予定であり,会員各位にご意見があれば,日本熱傷学会学術委員会までお寄せいただければ幸甚である.

2015年3月
日本熱傷学会学術委員会
委員長 齋藤 大蔵


熱傷診療ガイドライン第2版




「熱傷診療ガイドライン」第1版(抜粋)




熱傷診療ガイドライン第1版(抜粋)


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