We are the members of JSBI (Japanese Society for Burn Injuries)

このたび、一般社団法人日本熱傷学会では、熱傷診療および研究に携わる医師を対象に、「第2回 熱傷初期診療標準化コース（JBLS）」を開催いたします。
近年、熱傷の診療機会は減少傾向にあるものの、重要な診療分野であることに変わりはありません。本コースでは、重症熱傷症例に対応する際の留意点、特殊熱傷や小児熱傷に関する対応の基礎、重症度にかかわらず必要となる創処置および管理の基本的な考え方を学びます。
さらに、初療室での平時の備えから、災害時における多数熱傷傷病者やトリアージへの対応まで、幅広い知識と実践力の習得を目指します。午後には、具体的な症例を用いたグループスタディーや模擬診療を行い、実践的な知識と技能の定着を図ります。
皆様のご参加をお待ちしております。

開催概要

開催日時：

2025年5月31日（土） 9:30～17:15（途中1時間の昼休憩を含む）

開催場所：

金沢市文化ホール 会議棟 3階 大会議室

受講対象者・定員：

熱傷診療に従事する医師（定員 16名）
※定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます。

受講料：

日本熱傷学会 正会員A のみ　30,000円（税込）

申込期間：

2025年4月1日（火）～ 4月30日（水）

プログラム

午　前:

講習
JBLSコースの目的
生命を脅かしうる熱傷の病態と初期評価（プライマリサーベイ）
気道損傷と気道・呼吸管理
熱傷侵襲と循環管理
創処置の基本、外用薬および創傷被覆剤の選択、減張切開
化学熱傷への対応
小児熱傷の留意点
電撃傷および雷傷の特徴と対応
多数熱傷傷病者発生時のトリアージの考え方
医療機関における事前準備とチーム診療の実践

午　前:

グループスタディー
模擬診療
ウェブテスト

その他：

お申込みは、第51回日本熱傷学会学術集会の公式ホームページ（https://shun-convention.jp/jsbi51/）よりお願い申し上げます。
なお、本コースの受講は、日本熱傷学会専門医認定申請時の診療実績報告の一部（A-1～3, 6, 7のうち6症例分）として代替可能となるよう、現在申請手続きを進めております。