調査結果
2020年6月
多数熱傷患者が発生した場合の対応に資するため、全国の救急・熱傷診療に関係する施設として、救命救急センター(284施設)、熱傷専門医認定研修施設(104施設)、東京都熱傷救急連絡協議会参加施設(14施設)、基幹災害拠点病院(60施設)および熱傷診療施設として委員から推薦のあった1施設の合計311施設に対して、以下の調査を実施しました。
1.貴施設の近傍で多数熱傷患者が発生した場合、多数の患者を一時的に収容、トリアージ、初期診 療を行い、分散搬送の拠点として貴施設を活用することが可能ですか? 可能であれば、概ね何名程度まで受け入れが可能ですか?
2.分散搬送先の医療機関として熱傷患者を受け入れる場合、集中治療が必要な重症の熱傷患者を何 名まで受け入れ可能ですか?
3.貴施設では、熱傷に対する手術を実施していますか? 調査期間:2017年10月~2018年6月。 311施設のうち、294施設(94.5%)から回答をいただきました。 御協力いただいた皆様、ありがとうございました。 熱傷学会誌委員会報告も御参照ください。(熱傷 2019;45:45-48.) |