ご挨拶

代表理事

この度、平成27年度より一般社団法人日本熱傷学会20代目の代表理事を務めることになりました。本学会は、1975年6月7日に設立されて以来40年、人で言えば「不惑」の年齢になりました。諸先輩たちがこれまでに築かれた本学会のさらなる発展に向けて「惑う」ことなく、理事および幹事の役員各位、そして一般会員の皆様と力を合わせて、尽力を尽くす所存です。

日本熱傷学会は、設立以来、多くの皆様のご支援、ご尽力のお蔭で大きな学会へと成長してまいりました。1977年に672名だった会員数は、現在1724名まで増加しております。会員数の増加とともに、2005年に有限中間法人、2009年には一般社団法人となり、学術集会や講習会を中心に、時代の要求に合わせた種々の事業を行ってまいりました。これらの長年の本学会の活動が認められ、2013年3月19日に、日本医学会分科会への加入が認められました。

この40年の間に、全身管理および局所管理、感染対策、栄養管理など幅広い領域で大きな進歩を遂げるにつれて、その治療成績も著しく向上してまいりました。また、2009年に発刊しました熱傷診療ガイドラインを、2015年に第2版として改定しました。これにより、熱傷治療に携わる医療の方々の参考になれれば幸いです。今後は、さらに新しい治療法、診断法の開発だけでなく、地域格差がなくなるよう、治療の標準化に向けた事業を行うとともに、日本専門医機構による2階建ての専門医、いわゆる subspecialty領域における熱傷専門医が認定されるようにしっかりとした対策をとっていく所存です。

何卒、皆様の暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。


一般社団法人 日本熱傷学会
代表理事 仲沢 弘明